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単行本『14歳』刊行記念

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単行本『14歳』刊行記念! 千原ジュニア×Jリーグ緊急座談会「兄さん、抱きしめてもいいですか?」 単行本『14歳』刊行記念! 千原ジュニア×Jリーグ緊急座談会「兄さん、抱きしめてもいいですか?」 単行本『14歳』刊行記念! 千原ジュニア×Jリーグ緊急座談会「兄さん、抱きしめてもいいですか?」
単行本『14歳』発売記念! 千原ジュニア×Jリーグ緊急座談会「兄さん、抱きしめてもいいですか?」
『14歳』
著:千原ジュニア
定価:1470円(税込)
講談社
ISBN:978-4-06-213799-7
 取材・文:篠崎美緒 写真撮影・動画撮影&編集:金澤智康 動画撮影:小松智幸
千原ジュニア(千原兄弟)の自伝的小説『14歳』が2007年1月15日に発売される。自分の部屋に閉じこもった14歳の少年、その胸を焦がすような想い、そして最後に訪れた光を、独特の感性と鋭い人間観察で描いた物語だ。
今や“カリスマ芸人”となった彼と主人公の少年とは、どこが同じでどこが違うのか? 吉本興業の後輩で、ジュニアを知り尽くした“Jリーグ”と呼ばれるメンバー(山本吉貴、タケト〈Bコース〉、佐田正樹〈バッドボーイズ〉、堤太輝〈どりあんず〉)を交え、『14歳』について語ってもらった。
あくまでも小説、俺の日記じゃない!
千原ジュニア
千原ジュニア
生年月日/1974年3月30日
出身地/京都府
血液型/O型
1989年、兄の靖史(セイジ)と千原兄弟を結成。
レギュラー番組/『やりすぎコージー』(テレビ東京系)、『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK)
DVD/千原兄弟コントライブ『15弱』(2007年1月17日発売)、『プロペラを止めた、僕の声を聞くために。』(共にRand C Ltd.)
著書/『千原ジュニアの題と解』(太田出版)、『少年』(リトルモア)など。
――今回、ジュニアさんの自伝的小説が発売になりますが……。

ジュニア「(まわりを見て)オマエら、なんでここにいるんや。関係ないやんけ!」

全員「いやいや、関係あるでしょうよ!」

山本「僕らに、なんでも聞いてくださいよ」

タケト「僕らは全員、ジュニアさんの子供みたいなもんですからね」

ジュニア「なんでやねん!」

タケト「ジュニアさんがいなかったら、ごはんを食べられませんからね」

山本「生活でけへんもんな(笑)」

――この中で『14歳』を読んだ人は?

佐田以外の全員「はい!」

佐田「すみません、僕だけまだ読んでなくて」

――では、読んだ人からジュニアさんに向けて、ぜひ感想を伝えてもらえますか。

タケト「僕は、前半で気持ち悪くなりましたね。特に“テレビのスナアラシと友達になった”みたいな描写を読んで。そのぶん、最後の爽快感が格別なんですけどね」

佐田「そんな描写があるんですか?」

山本「ある、ある。“スナアラシ”は、この作品のキーワードやからね」

タケト「中学生のころ、一番好きなテレビ番組がスナアラシだったんだって。考えられないでしょ?」

佐田「考えられない! ジュニアさん、よくない薬をやってたんじゃないですか?」

ジュニア「なんでやねん。やってるか!(笑)」

山本「基本的には、とても感受性が豊かな少年で……。僕とは間違いなく友達になってない14歳やなぁ、という印象です」

佐田「14歳といったら、一番楽しい時期ですもんね。そんなときに、スナアラシ……」

タケト「そうそう。“スナアラシと遊んだから寝不足だ”とか、書いてあって。正直なところ“どういうこと!?”と思ったよ」

「僕の感想は、まぁ、後輩が言うのも僭越ですけど、非常にかわいそうな人やな、と……。(ジュニアに向かって同情的な目で)兄さん! もし僕が同級生だったら、まずあんなことになってないと思います!」

タケト「助けてやるってこと?」

「はい! 僕が同級生だったら、兄さんの家へ遊びに行ってたと思います!」

佐田「それなら、俺も行くわ!」

「本当にかわいそうすぎるんですよ。読み終わったあと、僕は思わず兄さんに抱きついて、結果、どつかれましたからね」

佐田「それはどつかれるやろ!」

「子供のころって、秘密基地をつくったりするじゃないですか。兄さんもね、友達と家出の計画を立てて、秘密基地に行くんですよ。でもね、友達は誰も来ないんです。かわいそうすぎるでしょ! 誰か、“ごめん、俺は今日、行けないんだ”と兄さんに教えてあげて! 俺、本当にジュニアさんと同級生ならよかった……。そしたら絶対、こんなことになってないのに」
山本吉貴
山本吉貴
生年月日/1976年4月25日
出身地/京都府
血液型/B型
佐田「……あれ? もしかしてジュニアさんって、イジメられっ子だったの?」

山本「いやいや、同級生よりもレベルが上に行きすぎてんねん。だからまわりが気を遣ってるんや」

タケト「でもなぁ、僕がもしジュニアさんと同級生だったら、近づきもしなかったタイプだと思うな」

山本「俺もそうやわ。実際、こんな子がいたら怖いって。今は人となりを知ってるから大丈夫やけど、子供時代に出会ってたら怖いよ」

ジュニア「あのな、これは小説や! 別に俺の日記じゃないって!」

山本「なるほど、創作ですか! だとしたら、尋常じゃないリアリティですね」

佐田「でも、半分以上は本当のエピソードなんですよね?」

山本「いや、全部でしょ」

ジュニア「小説や!」

山本「そんなこと言いながらも、最後が気持ちいいんですよ、この物語は」

タケト「おばあちゃんや友達が出てくるあたりから、読んでいてグッときますよね」

山本「ちょっと開放的になってくるからな。それにしても、僕らは普通の中学生だったから、学校に来ない友達がどんな気持ちでいるか、想像したこともなかった」

佐田「確かに、“なんで学校に来ないんやろ”くらいの気持ちでしたもんね」

ジュニア「堤の同級生にも、学校に来ないヤツはいたの?」

「ああ、いましたね。ずっと来てませんでした」

ジュニア「さっき、あれほど“助ける”と宣言してたのに、ほったらかしにしてるやないか!」

「いや、“なんで来ないの?”と聞いたりはしましたよ」

山本「で、そのままほったらかし? それじゃあ、俺たちの引き気味なスタンスと、大して変わらないよ(笑)」

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