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芸人史上初!“人類のルール”を定義したコンビ お笑い芸人 フットボールアワー:『岩尾・愛を知る基金』を設立します!?
       
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取材・文:秋山美津子(team MOMO)/写真撮影:椎野充 渡邊光/動画撮影・編集:水谷明希  
大阪はもちろん、東京でも人気急上昇の注目お笑いコンビ、フットボールアワー。2003年の『M−1グランプリ』では見事グランプリに輝き、現在はお笑いライブをはじめ、テレビやラジオでも活躍中の実力派である。2月に出版された初の単行本『人類のルール』では、思わず吹き出す岩尾流・珍ルールに後藤さんの冷静なツッコミが入り、そのやりとりはまさに活字の漫才!
今回は、そんなフットボールアワーの結成時の思い出やこれからの目標、さらには結婚願望まで、普段はなかなか聞くことのできない素顔の部分にとことん迫る! ……とはいえ、やはりそこはお笑い芸人。ボケ&ツッコミの爆笑トークが炸裂〜!
フットボールアワー
【PROFILE】
フットボールアワー
岩尾望(いわお・のぞむ)1975年、大阪市生まれ。
後藤輝基(ごとう・てるもと)1974年、大阪市生まれ。
1999年にコンビを結成、その翌年には『ABCお笑い新人グランプリ』で最優秀新人賞を受賞。2001年『NHK上方漫才コンテスト』優秀賞、2002年『上方お笑い大賞』最優秀新人賞、『上方漫才大賞』優秀新人賞、2003年には『M−1グランプリ』で見事グランプリを獲得。ほか数々の賞を受賞している。
現在は『フットボール汗』(テレビ大阪・毎週水曜深夜0時9分〜)、『銭形金太郎』(テレビ朝日系列・毎週水曜夜8時〜)、『ドラゴン&ボールアワー』(TBS・毎週火曜夜11時55分〜)などにレギュラー出演中。今回出版された『人類のルール』は、初の単行本となる。
⇒吉本興業オフィシャルサイト
初舞台から16回連続勝ち抜きの快挙! 名コンビの誕生!?
まずはフットボールアワーさんのヒストリーからお聞きしたいと思います。結成が1999年、初舞台がうめだ花月シアターということですが、当時の思い出などはありますか?

後藤 とにかく緊張していたのを覚えていますね〜。4月に結成して、5月には初舞台やもんな。まだコンビ名も付いていなくて、『後藤・岩尾』でやってたくらいやし。

岩尾 二人で人前に出てやるのは、これが初めてだったんで。それまでは、お互いに違うコンビでやってたから、“なんか気持ち悪いな〜”って感じで……。

後藤 そら、気持ち悪いわな(笑)。こんな不思議な感覚はどうやって解消するかっていったら、もう慣れるしかないんですよ。とにかくやらんことにはな。そう思ってました。


“のんちゃん”こと岩尾望さん

ツッコミもさわやかな後藤輝基さん
初舞台でのお客さんのリアクションはどうでした?

岩尾 100人くらいのお客さんがおったけど、まぁ、ウケていたような……。

後藤 オーディション形式だったんですよ。合格すればまた次も舞台に出られるんです。

岩尾 初舞台での感触から、“まぁ、これならコイツと一緒にやっていってもいいかな〜”というふうには思いましたけど。

後藤 ってオマエ、あの時点でまだそんなレベルの心構えだったんか!?(笑)

岩尾 うん。結構、手応えがええ感じやったので、“コイツと一緒にコンビでやっていくのはムリ!”みたいな危機感は訪れなかったですね。

後藤 もし、危機感を感じたらコンビを解消しようと思ってたんかい……。

まぁ、今となれば笑い話ということで(笑)。やっぱりコンビを組むというのは、相性チェックみたいなこともしていくわけですよね。

岩尾 でも実際はそんなこと考えている余裕もなかった。とにかくネタを必死に2本くらい練習して、それをそのままやった感じやったので。

後藤 そうそう。ネタを作るのが精一杯やった。二人で「あーでもない、こーでもない」言うて。頻繁にそのオーディションがあったんですよ。合格した次の週とか、ヘタすれば翌日なんてのもありましたからね。終わったらもう次の舞台用のネタを作らなアカンかった。二人で組んでまだ間もないから、ネタのストックとかないわけですよ。常に新鮮、新ネタ。えらいでしょ(笑)。そのまま勝ち抜いていって、16回くらい続けてたよな?

スゴイ! スタートから絶好調じゃないですか!

岩尾 そんなコトないですよ。誰も知らんトコでひっそりと勝ち抜いてるだけですから(笑)。でも、“これじゃあ、ダメだ……”みたいに落ち込むってことはなかったですね。

後藤 ネタはいつも二人で話し合いながら作り上げていく感じですね。それは今でも変わらない。二人の考えが入っている形にはなっていると思います。それぞれの分担やボケ、ツッコミに分かれるというわけでもなく。

その後、お笑い界で数々の賞を受賞していますね。当時、順調に駆け上がっているという手ごたえはありましたか?

後藤 全然ですよ! はじめて受賞したのは2000年の『ABCお笑い新人グランプリ』ですけど、2003年の『M−1グランプリ』でグランプリ受賞するまでに3年はかかってますし。その間、『NHK上方漫才コンテスト』などの受賞はあったけど、いっこうに飯は食われへんし、生活レベルは無茶苦茶やった。受賞してもそんなに生活レベル変わらへんのですよ(笑)。

岩尾 そうやな〜。かといって芸人を挫折するほどひどいものでもなく、とはいえ飯は食われへん。でも賞はとっているから、ちょっとは自信もついてくるし……。なのに、そんなに売れているわけでもなく(笑)。一番やっかいな状況でしたね〜。

後藤 ちょっぴり希望の光が差し込んでいるから、芸人を辞める決心をするほどの悪いタイミングがないという状況(笑)。


“もしかして天然?”との噂もある岩尾さんのボケっぷりと、キレのあるツッコミが“カッコイイ!”と評判の後藤さん。魅力的な二人のキャラクターが女性に大人気の秘訣!?
以前は別々のコンビでやっていたということですが、お二人がフットボールアワーを結成されるきっかけは?

岩尾 単純に、僕が話せる友達が彼一人しかいなかったんです……。養成所の同期だったんで、別々のコンビのときでも、ちょこちょこと仕事が一緒になったときとかに喋ったりはしていて。他にそういう相手がいなかったんで、必然的にこのコンビになったという……。

後藤 そりゃ、そうやと思いますよ〜。コイツ本当に友達いないですから! 今こうしてインタビューを受けていても、喋っているとき絶対に目、合ってないでしょ?(笑) 人見知りの極みなんですよ。それでこの喋りのトーンでしょ、そりゃ嫌がりますって。心を開いているはずがないですもん(笑)。

……でも今、チラッてこちらを見ていただけましたよ(笑)。

後藤 それは様子をうかがってるだけなんです(笑)。僕だって、仕事で一緒に何かを作り上げていくという目的があるからこそうまく接してますけど、普通の人間としてコミュニケーションをとれと言われたら、それは無理です(笑)。こんなタイプ、大ッ嫌いですもん。

岩尾 普通に仕事と関係ないところで出会ってたら、たとえば学校のクラスメイトとかだったら、喋ってないかもしれん……。

後藤 僕は彼をいじめている可能性があります(笑)。でも、多分いじめても大したリアクションが返ってこないから、「コイツ、ホンマいじめ甲斐もないわ〜!」とか言ってたりな(笑)。

岩尾 僕、学生時代はものすごい殻に閉じこもってましたからね。

後藤 今もやろ(笑)。しかも、かなり強力な殻ですからね。外側から開けられる殻じゃないみたいですよ。「おーい! おーい!」と言えば言うほど硬く閉じる殻らしく(笑)。逆に見ないふりをしていると、しばらくして“ガリガリガリ……”って内側から殻が破れてくるみたいな。ちょっと殻にヒビが入って、中からのぞいてたり(笑)。

岩尾 これでも最近はかなり開けていると思うんですけど……。

後藤 確かに、開けているときはあると思いますよ。でも、その扉には鍵が付いてますから(笑)。僕も立ち入れられない、心の扉。

岩尾 扉を開けつつも、内側からチェーンをしているようなやり方やね。

後藤 “よっしゃ、開けたろー!”思うたら、チェーンがガーン! みたいな(笑)。

その“心のチェーン”をはずせた方はいるんでしょうかね?

岩尾 え……。そうやな……。家族といてもあんま喋らないし、兄弟いないし。前に彼女がおったときは開けてたと思うんですけどね。でも、今思えば開けてなかったんかも……。(⇒次頁へ
●まるで漫才!?
まるで漫才!?
 4分46秒
WMPで再生
「人と目を合わせて喋れない……」という岩尾さんに、横からツッコミを入れる後藤さん。インタビューというよりはまるで漫才を見ているようなおもしろさ。二人からの『人類のルール』紹介メッセージも収録!

推奨環境

メディアプレイヤー設定方法

メディアプレイヤー

●フットボールアワーの
 サイン
フットボールアワーのサイン
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●フットボールアワーの本
フットボールアワーの本『人類のルール』角川書店
『人類のルール』角川書店
2005年2月に出版された、フットボールアワー初の単行本。合コン、カラオケ、コンビニのルールなど、身近な題材をテーマに繰り広げられる二人の爆笑トークが満載! このルールを提唱してきた岩尾さんいわく「日常生活に必要な様々なルールを本にまとめた、いわば人生の“バイブル”。これはあくまでも実用書なんです」。思いっきり笑えてためになる(?)、オススメの1冊!
 
●岩尾さんの趣味は
 DVD鑑賞
岩尾さんの趣味はDVD鑑賞
⇒拡大画像はこちら 
「実際に買っても、見ないモノも結構ある……」という岩尾さんが、最近見て感動したDVDが、長渕剛が2004年に故郷・鹿児島県桜島で行ったライブを収録した『桜島』。最初は軽い気持ちで観ていたのに、気づけば涙が流れていたという。「ドキュメンタリー映像もあって、長渕剛さんのライブにかける熱い思いが伝わります」
 
●後藤さんの趣味は
 ミニカー収集
後藤さんの趣味はミニカー収集
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今回コレクションの中から持ってきてくれたのは、実際の車にもいつか乗ってみたいと憧れる“トヨタ2000GT”と“ホンダクーペ9S”。「2000GTは車体の後ろ姿がいいんですよ! 今の車にはまずないデザイン。そもそも、レースでトヨタの名前を広めるために作られたモノなんです。ホンマにかっこいい……!」と熱く語ってくれたのが印象的。
 


       
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