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オキナワから平和の歌を発信中! 沖縄民謡歌手 古謝美佐子さん:歌で子供たちの心に平和の気持ちを宿らせたい。 オキナワから平和の歌を発信中! 沖縄民謡歌手 古謝美佐子さん:歌で子供たちの心に平和の気持ちを宿らせたい。
<<【1】【2】【3】>> 取材・文:MouRa編集部
写真撮影・動画編集:金澤智康/動画撮影:沖本健一
取材協力:羽田エクセルホテル東急

「NO!と叫び続けることも大切ですが、YES・これからのイノチのことを考えてみたいのです」(イラストレーター・黒田征太郎氏)。
そんな「生」を考え、行動に移そうというプロジェクト『PIKADONプロジェクト』が、黒田氏を筆頭に、ミュージシャン・近藤等則氏、建築家・安藤忠雄氏、写真家・荒木経惟氏らを発起人として始動した。そのプロジェクトに賛同し、行動をおこした沖縄民謡歌手の古謝(こじゃ)美佐子さん。
さまざまなイベントに出演するとともに、2005年7月には、都はるみさんが歌う『心の街』とともに『黒い雨』が収録されたCDブック『ふたつの黒い雨』が発売された。。
古謝さんの限りなく透明に近い澄んだ歌声が、世界の子供たちに平和のメッセージを送る。


沖縄民謡歌手 古謝美佐子さん 沖縄民謡歌手 古謝美佐子さん

【PROFILE】
古謝美佐子(こじゃ・みさこ)
1954年、沖縄県生まれ。沖縄民謡歌手。基地の町・嘉手納(かでな)に生まれ、幼少のころから沖縄民謡に親しみ、9歳でレコードデビュー。1986年より坂本龍一氏のプロジェクトに参加、'90年から沖縄ポップスグループ"ネーネーズ"のリーダーとして活躍するが、'95年脱退、ソロ活動を再開する。とくに伝統的な民謡や情け唄と呼ばれるしっとりとした情感を込めた島唄を得意とし、唄以外にも作詞や、三線、琉琴、指笛、三板(さんば)、太鼓などの楽器演奏もこなす。最近では「モンゴル800」のアルバムにも特別参加(唄・三線)するなど、その活動は多岐にわたっている。最新CDシングルは2005年発表の『黄金ん子』『黒い雨』。
古謝美佐子オフィシャルサイト


大和口で歌いたいと思った 初めての歌『黒い雨』


黒田征太郎さんらが立ち上げられた『PIKADONプロジェクト』に賛同され、さまざまなイベントにもご出演されているわけですが、このプロジェクトの話はどこで知り、どういう経緯で参加されたのですか?


このプロジェクトのことを知っていた夫の佐原が話をもってきたんですが、その前から、私もチラっとテレビのニュース番組などで見て「黒田さん、こんなことやってるんだ」とは思っていました。黒田さんとはネーネーズのころからお付き合いがあって、ネーネーズを辞めたあともペインティング・ライブとかでご一緒させていただいてたんです。だから、黒田さんがPIKADONプロジェクトっていうのをやってることを佐原が知ったとき、黒田さんに「『黒い雨』という歌を古謝美佐子が歌ってますよ」って、話さずにはいられなかったんです。

このプロジェクトのために『黒い雨』を作られたというわけではないのですね。

『黒い雨』自体は、もともと'90年代の最初に桜川唯丸(さくらがわ・ただまる)さんが歌っていた歌なんです。唯丸さんは江州音頭(ごうしゅうおんど)を歌っている素敵な方なんですが、私はネーネーズとしてアルバム制作のお手伝いで参加したんですよ。そのアルバムのなかにオリジナルの『黒い雨』が収録されてるんです。そのアルバムをプロデュースしたのが佐原で、唯丸さんのために『黒い雨』を作ったわけなんですが、その歌を聴いたとき、唯丸さんの歌い方と、その歌詞がすごく気に入ったんです。

古謝美佐子さん

まだ、CDブック『ふたつの黒い雨』は発売されて間もないわけですが、反響などはありますか?

CD発売の反響というものはまだないです。ただ、私は歌い始めてすぐにCD化はしないんですね。舞台に立って、約2年くらい実際に多くの人の前で歌い続けてからレコーディングをするんです。その歌い続けたなかでの反応は、大きなものがありました。

古謝さんは今まで沖縄の歌である島唄を中心に歌ってこられているわけですが、日本語の歌を歌うのは初めてだとか。

初めて歌ったというわけではないのですが、自分から大和口(やまとぐち、日本標準語のこと)で歌いたいと思ったのが、初めてだったんです。

歌いたいと思われたのは、やはり歌詞が心に響いたということですか?

そうですね。唯丸さんが歌っている『黒い雨』を聴いて……。唯丸さんは江州音頭の歌い方で歌っているわけです。音頭っていうのは、歌って踊って楽しく、ハッハッ!て感じの歌い方じゃないですか。唯丸さんも重厚な思いを込めて歌っているわけじゃなくて、サーって歌うんです。けど、そういう歌い方なのに、どこかせつなさを感じるんですね。

実際に大和言葉で歌われてみて、普段歌っている沖縄の言葉で歌う歌とは違いがありましたか?

島唄だと歌詞の意味まで理解できる方が限られてますよね。やっぱり方言で歌うわけですし。そういう意味で、すぐにわかる歌詞だと聴いてる人たちの心に直接訴えられるんじゃないかなって思います。とくに『黒い雨』はとても簡単で、子供がお母さんと歌えそうな歌ですし、より幅広く、大人だけじゃなくて、ちっちゃい保育園児にまで聴いてもらって、覚えてほしいんです。それで、物心ついたときに「こういう歌あったなー」って思い出して、「あー、あの歌はこういう歌だったんだ、こういう意味だったんだ」って思ってもらえれば。そんなふうに思ってもらえるよう、子供たちに歌ってあげたいなーって思います。小さいころに聴いた歌って、大きくなってからも絶対に忘れないから。私も小さいころに歌った歌や教えられた島唄は、体のなかから消えていかないんですよ。だから、そういうふうに小さい子供の時代からこの歌を聴いて、歌って、考えてもらって、平和の祈りを持つ心が育つといいなーって思います。




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オキナワから平和の歌を発信中! 沖縄民謡歌手 古謝美佐子さん:歌で子供たちの心に平和の気持ちを宿らせたい。

▼子供たちに聴いてほしい
子供たちに聴いてほしい
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初めて歌いたいと思った大和口の歌『黒い雨』への思いを語ります。

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